■マコシカの人々

①古代民族の若き酋長
レイチェル・M・ピンカートン
古代民族マコシカの若き酋長。ただし年齢には触れてはいけない。
若くして一族を率いるだけあって気風のよい姉御肌で、いざというときの決断力もある為、
老若男女問わず人望が厚い。
コンサバティブな集落の中にあって非常に開明的な考え方を持っており、
資格があると認めた場合には、マコシカの外から人材を取り入れることも。
集落外からやって来たヒューを夫に迎え、また血の繫がらないミストを我が子として引き取り、
立派に育て上げるなどマコシカの民としては異色の経歴と言える。


②世界を股に掛ける名探偵
ヒュー・ピンカートン
浮気調査から人探し、果ては犯罪捜査の協力まであらゆる依頼に応える私立探偵。
しかし、美人に目がなくお調子者の上、アイロンがけもされていないヨレヨレのワイシャツを平然と着続けるなど
およそ成人男性とは思えない身なりをしているが、
特定の事務所に属さず個人で依頼を請け負うフリーの立場でありながら、業界にその名を轟かせる若手のホープである。
現在は世界中でテロ活動を繰り返す怪人、ジューダス・ローブの追跡を主務としており、
請け負う依頼もこの周辺に限定される。ジョゼフの警護を担当したアルフレッドたちともその縁で出会った。
かつては特殊潜航艇に搭乗していたらしく、探偵と言う職業から逸脱する優れた戦略眼を持ち、
ときにアルフレッドの軍略をサポートする。


③ニコラスにとって最大の支えであり、支えるべき存在
ミスト・ピンカートン
レイチェル、ヒューの一人娘だが、両親は養父母である為、直接的な血縁関係にはない。
しかし、親子関係は極めて良好。血の繫がりと遜色のない絆を結んでいる。
豪快な両親の反動か、ミスト当人はやや内向的で、自分の意見を進んで表に出すようなこともなかったのだが、
ニコラスと出逢い、彼と交流を深めるにつれて少しずつ変化していく。
見知らぬ世界に放り出されたニコラスにとってもミストは支えであり、やがて互いに惹かれ合うようになる。
フィーナとは趣味の波長が合うようで、すぐに打ち解けた。
彼女が記憶する実の両親の名前は驚くべきものなのだが、これを知る人間はごく僅かに限られている。


④ヒュー最大の宿敵
馬の骨
せっかくお母さんが娘のボーイフレンドを気に入っているのに、お父さんがぞんざいに扱ってはいけません。
このあと、しばかれます。