覇天組女性隊士、満を持して登場!






誇り高き忍び

 監察方…… 
 アプサラス
隊士たちの〝お姉さん〟

 三番戦頭…… 
    ミダ



※画像は近日公開予定



※画像は近日公開予定
監察方を取りまとめるリーダー格。
幼少の頃は旅芸人の一座の中で暮らしていたが、
その一座は各地を転々とする忍びの者でもあり、歌や舞踊と言った技芸だけでなく忍術も厳しく叩き込まれてきた。
陽之元国を支配していた旧権力の傲慢によって一座を皆殺しにされ、復讐を果たす為に覇天組結成に参加。
内戦の果てに仲間たちの無念を晴らした。
その後も引き続き覇天組の隊士として活動、
監察方を束ね、ギルガメシュの動向を探っている。
局長の養子・ヌボコにとっては直属の上役であり、監察方としての基礎を授かった師匠のような存在でもある。
アプサラス自身もヌボコを任務のパートナーとして扱っており、固い信頼関係で結ばれている。
やや気難しいところがあり、己に厳しく、
ごく限られた人間にしか感情を見せない。
その頑なさの為に融通が利かず、自らの首を絞めることも少なくない。
局長のナタクとは古い付き合いだが、昔から反りが合わず、両者の間には独特の緊張感が常に垂れ込めている。
ナタクが宗家を襲名した流派、「聖王流(しょうおうりゅう)」とは浅からぬ縁があり、以前にナタクへ本気で戦いを挑んで返り討ちに遭った。

戦闘では『杖(じょう)』と呼ばれる棒状武器と、忍術(忍び道具も含む)を使用。

嫌いなものは、生温い馴れ合い。
好きなことは、技芸の研究。

三番組(遊撃隊)戦頭。
幹部の多くが結成以来のメンバーであるのに対し、覇天組への参加は内戦中期と遅く、合流前は旧権力側の官僚であった。
腐敗した政府を内側から変革しようと努めていたが、既得権益にしがみつく権力者たちに愛想を尽かして離反を決意、兼ねてより親交のあったナタクの隊に加わった。
上流階級の出身である為、立ち居振る舞いに気品があり、柔軟且つ理知に富んだ才媛。
大らかな性格で誰からも好かれている。
上流階級出身とは言え、世間知らずな箱入り娘ではなく、旧権力~覇天組と数々の修羅場を渡り歩いてきたので肝が据わっており、並大抵のことでは動じない。
数多の経験と知性に裏打ちされた包容力や、如何なる死線でも潜り抜ける胆力で三番組の荒くれ者たちを逞しく導いている。
また、覇天組隊士たちにとって〝お姉さん〟のような存在でもあり、彼女が非番の日には相談ごとを持ちかける者が後を絶たない。
官僚時代は国家機密を管理する部門に属しており、
内戦の混乱に乗じて彼女が盗み出した情報は覇天組にとって大きな財産である。

小手の上から輪状の武具を装着し、これを一種の制御装置として使用~生体エネルギーのようなものを砲弾に換えて撃ち放つ。

好きなものは、完成度の高いコマーシャル。
好きなことは、運動全般(特にマラソン)。



覇天組局長・ナタクとゆかりのある重要人物
※画像は近日公開予定
ナタクを導いた生涯の師匠

陽之元一の賢者……        フゲン

陽之元国で最も先進的な頭脳を持つと謳われる学者。
政治、軍事、経済、貿易など国を動かす為に必要な知識と技術を全て習得している。
間違いなく陽之元一の天才なのだが、気取ったところがなく、誰にでも気さくに接し、すぐに打ち解けられる。
実践派の学者であり、内戦が本格化する前は世界各地を旅して様々な知識を学んでいた。
幼い頃に著書を読んで以来、ナタクにとっては憧れの存在で、半ば押しかける形で弟子入りを果たした。
フゲンも一回り年の離れたナタクのことを実の弟のように可愛がり、自らの知識や技術を噛んで含めるように授けていった。
共に遊学の旅に出たこともあり、そのときの経験が局長として覇天組を率いるナタクの骨子ともなっている。
陽之元全土を巻き込んだ内乱では反政府勢力を牽引。覇天組とも連携を取り、旧権力に決戦を挑む。
陽之元国の仕組みを根底から覆す秘策を生み出し、旧権力にトドメを刺した。
その功績は「陽之元史の奇跡」とまで賞賛されている。

現在は新政府の要人として活動しており、愛弟子のナタクや覇天組とは内乱の時代よりも更に結びつきを強めている。
やがてアルフレッドたちとも関わるようになり、覇天組との間を取り持つことに。

時代を切り開くカリスマ性の持ち主だが、思想家などと持ち上げられることを何よりも嫌う。

好きなものは、面白そうなモノ全て。
好きなことは、テレビゲーム。
〈天河真嗣のワンポイント〉
武術家の師匠もまた武術家……ではなく、ナタクを教え導いた学問の師匠です。
生粋の幕末ファンと言うこともあるのですが、あの時代の「師匠」と言うと、
僕の中では佐久間象山や吉田松陰など学問の英傑が先に出てくるんですよ。
(江戸三大道場の主と言った当代きっての剣豪を蔑ろにするわけではありませんが)
武術を極めたナタクを本当の意味で完成させるものは何か。
あらゆる困難を解決し、新しいものを作り出す心と知恵を吹き込む役割こそが
必要であると考え、学問の師匠を相方に選んだ次第です。
フゲンと言うキャラクターも、途中で止まっているWeb作品に登場する予定でした。
ナタク自体はずっと昔から親しんできたキャラクターでしたが、
フゲンと言う師匠を隣に立たせたとき、初めて「今、やっと彼は完成した!」と
胸震えたものです。今やフゲンありきのナタク。
ナタクとフゲンの師弟関係には、僕自身の「弟子経験」も大いに反映されていると
お考えください。これもまた、ひとつの恩返し。



アプサラスとミダは「監察方始末記」、フゲンは「覇天組局長白書」と、
それぞれのショート・ショートにて登場中!
他の覇天組のメンバー同様、本編にも近日登場(予定)!