トラウムファイル No.2
SA2アンヘルチャント

User フィーナ・ライアン
Pattern マテリアライズ
Form リボルバー拳銃
Special 無限弾倉


Profile
オーソドックスなリボルバー拳銃(フロンティア・タイプ)。
シングル・アクション機構という旧式の拳銃で、
発射を行うには一回ごとに自分で撃鉄を起こさなくてはならず、連射には不向き。
俊敏さを求められる戦闘において非常に扱いにくい物と思われがちだが、
一発一発へ生命の重みを感じられる為、フィーナにとってこれ以上ふさわしい武器はない。
弾倉(シリンダー)が一回転する度に自動的に排莢、これと同時にヴィトゲンシュタイン粒子を取り込んで
新たな弾丸の精製および装填まで実施される無限弾倉式となっている。
連射を行うには右手の人差し指で引き金を引きっぱなしにしておき、
尚かつ左手で撃鉄を弾く『ファニング』と呼ばれる技術が不可欠となるものの、
前述した無限弾倉と組み合わせることで、機関銃をも上回る数の弾丸を見舞うことが理論上は可能となる。


Staff Comment(天河真嗣)
原作シナリオの時点では、フィーナの武器はファンタジー寄りの弓矢でした。
今回、新たに設定を作り直すにあたって独自の世界観を強めたいと言う考えがあり、
飛び道具と言う点を踏襲しつつも別のキーアイテムを模索していきました。
銃器と言うキーワードは、企画を立ち上げた当初には既に決まっていましたが、
最初期はガトリング砲でも持たせようかと思っていたんですよ。
ガトリング砲使いのヒロインなんて、それだけでインパクトがあるじゃないですか。
でも、実際にイメージ画を描いてみたら武器でなく彼女自身が飛び道具になってしまっていて、
これはさすがにアカン、と。大幅な路線変更を図りました(苦笑)。
アルフレッドが変身と言う特殊な設定なので、そこにガトリング砲を重ねても仕方ないかな、と。

トラウムと言う作品世界独特の要素を、読者が咀嚼しやすい物にしようと考えを改め、
オーソドックスなリボルバー拳銃への持ち替えとなりました。
ただ、僕自身が世間の流行から掛け離れた可哀想なアタマなので(笑)、
リボルバーはリボルバーでも、旧式のシングルアクションに。
モデルは、往年の西部劇でもお馴染みのコルト・シングルアクションアーミーです。
シングルアクションアーミーになったことで僕も色々と暴走し始めましたね。
フィーナの演じるガンアクションは、西部劇へのオマージュが多分に含まれてます。
なお、SA2は、「Single Action Army」の略称です。「Action Army」を更に略して「A2」。

メカニックコンセプト担当の半券さんにデザインを手がけていただきましたが、
自動排莢はそこで生み出された設定です。




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