トラウムファイル No.7
オールド・ブラック・ジョー
User ジョゼフ・ルナゲイト Pattern マテリアライズ Form デコトラ(デコレーションを施した二五トントラック) Special 燃料を必要としない半永久駆動
Profile
最大積載量二五トンにも及ぶトラック。後方には大型コンテナが設置されており、この中に大量の物資を積み込む。
人員の搬送にも利用可能。コンテナを開放して通気性を確保するなど人員搬送時には様々な措置が取られる。
基本的にビークル(自走機械)が存在しないBのエンディニオンではトラックと言う存在自体が珍しい。
バンパーはカブトムシのように逞しい角が張り出し、ドアやコンテナにも独創的なペイントが施されている。
ドアは群青色の塗装に金銀のラメ加工、電飾を施して銀河を現し、コンテナには銀のオーラを纏った猛犬の絵が描かれており、
見る者の度肝を抜く。デコトラの面目躍如とも言えるだろう。
コンテナは極めて堅牢な鋼材で作られており、戦闘に於いては敵の銃弾を弾き飛ばす巨大な盾としても利用できる。
なお、運転そのものは使用者のジョゼフ以外にも可能。側近のラトクが運転手を務める場合も多い。
Staff Comment(天河真嗣)
旅には欠かせない移動手段に使えるトラウムをひとつ用意しようと考えたとき、真っ先に浮かんだのがデコトラでした。
なんでもアリと言う〈トロイメライ〉をこれ程までに体現したトラウムもなかなかないので、
個人的には大変に気に入っているのですが、スタッフからはあんまり評判がよくありません(笑)。
大型車両にするにしても、もっとカッコ良いモノがあるのではないかと自分にツッコミを入れなくもないんですが、
頭の可哀想な天河の場合、「カッコ良いクルマ」と言うフレーズから連想される物が恐ろしく偏るんですね。
戦車か、デコトラか、みたいな。戦車も好きだけど、大人数の搬送には不向き。ならば、数トン単位のデコトラかな、と。
そうすると、デコトラではなく普通のトラックでも良かったのではないかと、またまたツッコミが入りそうですが、
ありふれた車両ではさすがにパンチが足りない。ジョゼフのキャラクターにマッチしたものとなると、ギラギラしたデザインが良い。
やはりデコトラと言うチョイスは必然です。
このあたりは小さな頃に喜んで観ていた「トラック野郎」シリーズ(菅原文太主演)の影響かなぁ。
個人的に荒くれ者のひとつの象徴なんですよ、デコトラ。
ネーミングの出典は、言わずもがなスティーブン・フォスターです。
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