アイル・ノイエウィンスレット  

ニコラスたちの同僚で、社内では最も新しい職員(生鮮食品の搬送を担当)。
有力貴族ノイエウィンスレット家の令嬢だったが、家の没落と共に一家離散の憂き目に遭い、かつての栄華はどこへやら、現在では庶民生活に身をやつしている。
「マヨネーズ(業務用)に出逢ってから人生が変わった。これこそ至高の調味料」と公言するなど趣向が小市民のそれへとシフトしつつあるものの、没落した今でも名家のプライドを捨てきれず、時として鼻持ちならない高慢さで他人を撥ね付けてしまうことも。
貴族らしい英才教育の弊害からか、口調や考え方が時代がかっており、そのことを冷やかすダイナソーとは犬猿の仲。十歳以上年齢の離れた兄のことを心の底から尊敬しており、殆どシスコン状態。
ノイエウィンスレット家に伝わる秘術の使い手でもある。

使用するのは、ジャイロプレーンとミサイルポッドの二つの形態に変形できる
「ガイガー・ミュラー」

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ライターコメント(激々極々):
アルバトロス・カンパニーの紅一点。ウソです、すみません。
身内が敵と味方に別れると言う悲哀が滲み出る薄幸の人。
とは言いますものの、彼女には彼女の進むべき道があるわけでして。
何に従い、何と共にあろうとするのかを定めて生きていく彼女には美しいものがあります。
人は自分の運命とどう向かい合って、そして何を為すべきかを知る。こう言う感じに書けたらと思いますが、そこは書き手の力量ってものがありますから…。






トキハ ・ アルバトロスカンパニートップ ・ ディアナ


イラスト:エビス丸