血気に逸る部隊をまとめ上げる大ベテラン グラム ギルガメシュ上級幹部の中でも特に優れた5名は『アネクメーネの若枝』なる称号で 呼ばれているのだが、その一角にしてリーダー格を務めるベテラン軍人。 過去の軍事行動によって全身の殆どを喪失しており、改造手術を受けてサイボーグとなった。 全身に搭載した重火器の前にアルフレッドたちは苦戦を強いられる。 ギルガメシュの主戦力である歩兵を率いる隊長。 前述の通り、サイボーグ化された全身におびただしい量の重火器を登載しており、 ベテラン軍人としての知識・経験と合わされば、純粋な戦闘能力はカレドヴールフをも凌ぐ。 Bのエンディニオン最強と謳われるエルンストとは戦場でまみえることとなり、 互いの実力を認め合ったふたりは、深い因縁で結ばれることになる。 ------------------------------------------------------------------------ ライターコメント(天河真嗣): 原作シナリオの段階でもアルフレッドたちが争う最大の敵対勢力は ギルガメシュと言うテロ組織だったのですが(当時は機甲真世界と名乗っていました)、 その時点で既に登場していたキャラクターのひとりです。 フランチェスカも原作シナリオの段階で登場はしておりましたが、 現在の物とは全く異なる設定で、なんとアルフレッドのお姉さんに配しておりました。 その点、グラムは不動ですね。名実ともにギルガメシュ最古参(笑)。 サイボーグ戦士と言う設定も原作シナリオの時点で既に完成されていたので、 ギルガメシュのメンバーの中では最も愛着があり、動かしやすいキャラクターです。 カレドヴールフは強烈なカリスマ性を持った人物ですが、 その下にグラムのような人が居るから組織として成立しているのだろうな、と。 現場単位でリーダーシップを発揮できる人はもの凄く重要で、 グラムはギルガメシュにとって要とも言うべき人材です。 ストーリーが進むにつれてアルフレッドやエルンストにとっても グラムはどんどん存在感を増していきます。 人間の業まで呑み込めるこの大きな男にご注目下さい。 ≪カレドヴールフ ・ ギルガメシュトップ ・ バルムンク≫ |
イラスト:ムツ |